【中級者以上向け】中国語の参考書はこの3冊を「爆買い」せよ!

本屋

どの言語でもそうなのですが、初心者向けの参考書は対象とする母数が多いためより多くの売り上げが見込め、発行される書籍の数は増える傾向にあります。しかし、初心者を卒業した中級者や上級者向けの参考書となると、極端に数量が低下します。なぜなら母数が少ないため、参考書を出版しても採算が取れない可能性があるからです。英語であれば学習者の母数が他言語に比べて多いのでそういう書籍を出版することも可能ですが、中国語はまだまだこれからな印象を受けます。

そんな中、あえて中、上級者向けの熱い参考書があるので、「自称中級者」である私が紹介したいと思います!

 

中国語 類義語辞典

中国語の中にもおおよその意味は同じだが言い方が違う単語について、どのような状況下で使用すればいいか困った経験はないでしょうか?この本は、そのような意味がよく似ている単語について、考え方や使用できるシチュエーションについて解説しています。「辞典」とありますが、読み物として読んでもらうことを想定した作りになっているので、通常の読み物として非常におすすめです。

たとえば、「好的」「明白了」「知道了」の違いは?等など。詳しくは書籍をご覧ください。

 

本気で学ぶ上級中国語

中国語の文法項目自体は本シリーズの初級、中級で終わっているので、上級では各項目の応用やより詳細な説明が掲載されています。CDもついていますが、上級を謳うのであれば、もう少しスピードは速くてもいいかな~という感じがしました。また、本書の対象が中国語検定2級、HSK5級クラスを対象としているようなので、HSK6級を目指す方や通訳レベルを目指す方には少し物足りないかもしれません。

 

一歩すすんだ中国語文法

こちらは各文法項目内における単語1つにフォーカスを当てて、意味やニュアンスの違いについて詳しく解説しています。たとえば「到」と「反」の違いは?等が掲載されています。内容は類義語辞典と近いものがありますが、こちらは文法項目単位にまとめられており、それぞれの文法を学習中に疑問に思ったときに確認するなどの使い方ができます。

 

一通り文法ができたら、表現の幅を広げる。

初心者向け文法書を学べば、基本的な会話はできるようになりますが、ネイティブと同じように話す相手や状況に応じた言葉の選択をするのはなかなか難しいことです。今回紹介した本を読むことにより、自分の中で疑問だった各単語の意味の違いや使用する状況の区別がつくようになり、表現に幅が生まれると思います。

 

今日のまとめ

  • 中、上級者向け中国語参考書は少ない!
  • 少ないながらもいい本はある!!
  • わたしも再度読み込んで勉強します・・・

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