空腹が人を健康にする ~書評~

空腹Baby


現在1日1食生活をしているわけですが、この本に出会ったから始めたというわけではなく、この本のことを紹介している記事を見て興味を持ったので1日1食生活をはじめ、ReaderStoreに電子ブックがあったので買ってみたというややこしいいきさつがあります。

 

空腹がなぜ健康につながるのか

著者の南雲吉則さんは病院の先生で、1日1食の生活を始める前は暴飲暴食を重ねどんどん体重が増加したそうです。体重の増加に伴い体調も悪化し、これはいかんということでスポーツを始めてみたものの、体を動かして余計に腹がすいてしまいかえって体重の増加につながったそうです。さらに試行錯誤を重ねた結果、肉食をやめて、食事の量を減らしたところ、どんどん体調が改善し、最終的に現在の1日1食スタイルになり、10年程度継続しているとのことです。

確かに表紙の写真を見ると50代後半(当時)にはとても見えず、30代前半程度に見えます。ではなぜ彼は1日1食の生活を続けるだけで若々しい肉体を手に入れたのでしょうか?

 

空腹は体にいい?

今日の日本においては、1日に3回食事をするのは当たり前になっています。しかし、人類の祖先が誕生してから17万年の歴史をたどってみたときに、人間が3食満足に食べられるようになったのは、どんなに長く見積もっても100年程度しかなく、人間は腹いっぱい食べることに遺伝子レベルで適合できていないのです。

そのため、人間の許容量を超えてたくさん食べた場合に、人間はその状況に適応しようとある反応を示します。それが何と呼ばれ、現在社会でどのように扱われているかは本書を参照ください。

 

飢餓遺伝子とは?

近年、「サーチュイン遺伝子」という言葉が注目されています。この遺伝子は人間が飢餓状態に陥った際に活性化され、人間の体内にて壊れたり傷ついている遺伝子を修復してくれる働きがあるといわれています。なので、このサーチュイン遺伝子を活性化することにより、体に健康を取り戻すことができるのではないかと考えたわけです。

 

ではどうするのか?

前述したとおり1日1食の生活を行うに当たり、本書では夕食を食べることを推奨しています。朝は排泄機能が低下するため食事は避け、昼は午後眠くなるので食事を避けると、自然と夕食になります。また、食べたあとすぐ寝てしまうそうですが、食事の絶対量が少ないため、睡眠中にエネルギーとして蓄えられ、翌日に消費されるサイクルができているようです。

また、日中に口寂しいときはフルーツ等を食べているそうです(もちろん食べ過ぎはだめです。)。水分補給についてはごぼう茶を推奨されており、普段からごぼう茶を飲まれているそうです。

 

やること

日中口寂しくなることはありますが、食べてしまうと我慢できなくなってしまうような恐怖があり、現在は食べずに我慢しています。また、今度ごぼう茶を買って飲んでみようと思います。南雲先生監修ごぼう茶なる商品もあるようです。

 

今日のまとめ

  • 1日1食で健康になれる!(かもしれない)
  • 夕食はどんなメニューにしたらいいかとかも書かれてるよ!
  • 実施は自己責任でどうぞ!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)