中国のB級グルメを紹介する中国B級グルメ100選。今回は自分で選んだ具材を特製スープで茹でる「麻辣烫」を紹介します。
どんなものか
麻辣烫とは、店先に並べられた具材を自由に選んで作るスープのことです。選べる具材も店や地域によって特色があり、日本のうどんがおいてあるお店や、魚類が豊富な店等バラエティに富んでいます。
上海等中国東部(いわゆる華東地域)であればそこらじゅうに店を構えており、探すのに苦労することはありません。
注文の仕方
店に入ると、具材が陳列している棚の周辺に取り皿(かご)とトングが置いてありますので、自分で好きな具材を取り、お店の人に渡します。
お店の人から「辣椒を入れるか?(辛くするか?)」と聞かれるので、必要に応じて回答します。(ちなみに辣椒はテーブルに置いてある場合もあります。)
「麻辣」という名前の通り、辛さの苦手な人は辣椒を入れずに試してみた方がいいでしょう。
お金の払い方は、具材をお店の人に渡す際に精算するケースと、食べ終わったあとで支払う場合があります。お店の人が具材を数え終わった際に渡しておけばトラブルは少ないでしょう。
あとはお店の人が鍋で茹でてくれるので、心静かに待ちます。また、この鍋は他のお客さんの具材も一緒に茹でるため、具材のダシがスープによく出ており濃厚な味わいとなっています。
出来上がったら、必要に応じてニンニクやパクチー等を自分で追加することもできます。(お店の人が入れちゃう場合もあり、店によって違います。)
おすすめ具材
野菜、肉合わせて20~30種類くらいの具材が陳列されていますが、その中でも私のお勧めは以下です。主に野菜を入れることが多く、肉類や麺はあまり入れません。
値段は野菜が1元、肉、魚類が3元~となっているところがほとんどです。肉類等高い食材を多く入れると値段が上がりますが、1食あたり大体20~30元程度になります。
- ホウレンソウ
- モヤシ
- レンコン
- キクラゲ
- キノコ類
- 白菜
- レタス
- 豆腐
中国へ旅行の際、小腹が空いたな~と思ったら、麻辣烫を試してみてください!
また、日本でも渋谷に麻辣烫のお店があるようなので、現地の雰囲気は味わえると思います。
今日のまとめ
- 麻辣烫を紹介するよ!
- 自分で食べたいものを選んで食べるよ!
- 選んだものによって軽食からがっつり食べることもできるよ!