DCS Worldは無料で2機操縦できる機体が付属しています。ジェット攻撃機のSu-25Tとレシプロ練習機ののTF-51Dになります。今回はTF-51Dの起動方法について解説します。手順もそれほど多くなく、最初の1機として飛行の練習をするにはちょうど良い機体でしょう。
エンジン起動手順
基本的な手順はP-51Dと同様なので、P-51Dのエンジン起動ができるのであれば手順は同様です。武装関係の部品はすべて取り外されており(K-14 ジャイロサイト等)、前方の視界は良好です。装備を外しているせいか、P-51Dより低出力で離陸できたり、取り回しも良いように感じます。
エンジン起動手順は、スイッチ類を向かって左手から右へ操作する手順となっているので、位置関係で覚えてしまえば素早く起動できるようになります。
まずはフラップを上げます。黄色いレバーを上まで上げたら、キャブレターエアーコントロールレバーを前一杯に入れます。
続いてラダートリムを右5度の位置に入れます。
プロペラピッチレバー(「P」と表記されているレバー)を「INCREASE」(一番前)まで移動します。
続いて正面パネルの操作を行います。まず燃料ブースタースイッチをONにします。
イグニッションスイッチを「BOTH」に入れます。
燃料供給バルブを「ON」へ移動します。また、燃料セレクタが「MAIN TANK L.H.」になっていない場合移動します。(デフォルトは「MAIN TANK L.H.」になっているはずです。)
ジェネレーターとバッテリーを起動します。起動後、管制塔と無線通信ができるようになります。やらなくてもいいのですが、雰囲気を重視するのであれば、管制塔にエンジン起動許可を求めます。
いよいよエンジンを起動します。Primerスイッチを3~5秒程度「ON」に入れておきます。
スタータースイッチのカバーを開けて、スイッチを入れると、プロペラが少しずつ周り始めます。エンジンがかかり、プロペラが安定して回り始めたら、ミクスチャーコントロールレバー(赤い「M」と記載されているレバー)を「RUN」へ入れます。(右クリック1回で「RUN」の位置へ入ります)
キャノピーを閉めます。キャノピーを閉めるとエンジン音が大分静かになります。
フライトインジケーターが固定されているので解除します。クリックしてホイールを回すと解除できます。これで起動は完了です。
慣れれば簡単
ここまでの手順が完了したら、管制塔へ滑走路への移動許可を求めます。エンジン起動さえできてしまえば、形はどうあれ離陸までは簡単ですので、ぜひやってみてください!