1日1食ダイエットのお供として推奨されている「ごぼう茶」。どのようなものか調べてみたら、とても健康志向なお茶であることがわかりました。
ごぼう茶ってなに?
ごぼう茶とは、名前の通りごぼうで作られた茶です。ごぼうに茶葉があってそれを使用しているというわけではなく、ごぼうを細かく刻み、乾燥させたものをお茶のようにお湯にくぐらせて飲みます。
これだけ見るとほかのお茶と同様に見えますが、ごぼう茶にはほかのお茶にはない優れた効能がいくつかあります。
ごぼう茶の効能
「水溶性」食物繊維が豊富
ごぼうは水溶性植物繊維が豊富な食材であり、ごぼう茶にはごぼうから溶け出した水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
水溶性植物繊維には糖分の吸収を抑える働きと、脂肪の吸収を押さえ、血中コレステロールを減らす働きがあるといわれています。
ちなみに、「食物繊維」が豊富だからといって、ごぼう茶をがぶ飲みしても便通はよくなりません。便通を良くするためには「不溶性」食物繊維を食べる必要があります。これらは皆さんご存知の野菜類に多く含まれています(もちろんごぼうにも多く含まれています)。
若返り効果がある
ごぼうには、ポリフェノールの一種であるサポニンが豊富に含まれています。
サポニンとは、体内で脂肪の吸収を抑制することにより、肥満を予防する効果があります。また、血栓の原因となる物質(過酸化脂質)の発生を抑制することにより、血流の改善、老化の予防が期待されます。
また、サポニンの効果によって血流が改善することにより、冷え性の予防、改善にもつながります。
体内で脂肪の吸収を抑制することはできますが、それはあくまでも肥満「予防」です。それだけでダイエットができるほど甘くはありません。正しい食事制限と適度な運動をしましょう。
ごぼう茶の飲み方
特に難しいことはないのですが、ごぼう茶の飲み方を説明します。
急須にごぼう茶の茶葉(というか茎)を入れてから3~5分程度抽出し、湯のみに入れて完成です。湯のみに入れる際は最後の1滴まで注ぎきるようにしましょう。
アイスの場合は、氷が解けることを考慮し、少し濃いめに入れておくとちょうどよくなります。
飲みすぎ注意
いいことだらけのように見えるごぼう茶ですが、飲みすぎるとサポニンの過剰摂取により、下痢や吐き気の症状が現れることがあります。特にアイスだとがぶがぶ飲めるので、飲みすぎには注意して楽しいごぼう茶ライフを満喫してください。
今日のまとめ
- ごぼう茶ってなに?
- いろいろ健康にいい成分が含まれているよ!
- 飲みすぎると下痢になるよ!!