「脳に悪い7つの習慣」にて、脳神経細胞が持つ3つの本能は「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」としている。このうち「知りたい」を満たすためのサービスとして、こんにちインターネット上での教育に関するサービスが多数展開されている。その中で今回は、オンラインで様々なレッスンを受けられるサービス「Preply」を紹介しよう。
Preplyとは
インターネットでの学習サービスといえば真っ先に外国語が思い浮かぶのだが、Preplyでは外国語以外の教科(数学や統計学など)も対応しているところで、他サイトとの差別化がされている。
講師は、申し込みを行った他ユーザーが担当する。教育を行うための資格を保有している人もいれば、保有していない人もいる。レッスン料は講師が独自に設定することができる。つまり、教育経験が少なければ時給を安くして集客し、経験が豊富な講師は高いクオリティの講義が可能だがレッスン料が高いというような住み分けができているようだ。
生徒も同様に会員登録が必要である。会員登録後、学びたい教科の講師を探し、指定されたレッスン料を負担して実際に講義を受講する。支払ったレッスン料はPreplyを経由して講師へ支払われるという仕組みである。
会員登録
それでは会員登録からはじめてみよう。Facebookのアカウントを使用して会員登録することも可能だが、今回は通常の会員登録フォームから会員登録を行う。右上の「登録」をクリックすると会員登録画面へ遷移するので、メールアドレスとパスワードを入力すれば完了である。その他必要な情報は、会員登録後のマイページから行う。
ちなみに、以下のリンクから会員登録を行うと、初回レッスンが30%割引になるので、興味のある方は利用してほしい。
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レッスン予約
会員登録が発生したらレッスンの予約を行う。講師の一覧画面では、講師の自己紹介やレッスン可能スケジュールなどが表示されており、必要に応じて講師に直接問い合わせすることができるようになっている。
講師の居住地が自分と同じ国とは限らないので、講師のスケジュールを参照して自分に都合のいい時間帯があれば予約するようにしよう。なお、予約の際は会員登録時に入力した内容の他に追加情報の入力を求められる。
料金の支払いは予約時に行われる。支払にはクレジットカードやPayPal等が使用可能となっている。レッスンはSkypeを通じて行われるため、予約時にSkypeアカウントを入力する必要があるため事前に用意しておこう。
レッスン受講
今回の講師はJosh先生である。予約した時間になると、講師からSkypeのフレンドリクエストが届き、テレビ通話でのレッスンが始まった。最初にどのようなレッスンができるかの説明があり、その後何を学びたいか聞かれるので、簡単な自己紹介のあと、スピーキングと発音を見てほしい旨伝える。
レッスン内容としては、英語のニュースを朗読し、わからない単語を列挙した上で単語の意味を説明してもらい、ニュースの要約を説明するといった感じだ。話している際に誤りなどがあれば都度指摘をしてくれるが、基本的に話をしたあとは「Good!」とほめてくれるので、うまく話せなかったときでも意欲をもってレッスンができるよう気を使ってくれる。その後は、ニュースの内容に関連した自分の体験談等を自由に発言する感じになっている。
終了10分前くらいになると、講師が今回のレッスンのフィードバックをしてくれる。今回の例だと、発音はどうだったかというのと、特に悪かったのはどこでどういう風に気をつければいいかという点である。フィードバックの内容はSkypeのチャット上にも書いてくれるので、あとで復習する際に使用することができる。
レッスン終了後は、講師の授業内容について評価することができるので、良かったなと思ったら5つ星をつけてあげると講師のモチベーションにつながるだろう。
レッスンを終えて
今回は初めてのレッスンだったので大した準備もせずに挑んでみたが、先生が上手にリードしてくれたので楽しくレッスンを進めることができた。とはいうものの、レッスン受講前にいろいろ準備をしておいた方がいいと思われる点が見つかったので、今後レッスンを受けてみたいなと考えている人は参考にしてほしい。
- 事前に何ができるかを確認する
講師のページに何を教えることができるかは記載されているが、自分の学びたいことと完全に一致しているとは限らない。細かい点は事前にメッセージを送って確認しておくことをお勧めする。 - 何をどのように教えてほしいか明確にする
自分の学びたいことを教えてほしい講師が見つかったら、予約時に何をどのように学びたいかを明確に伝えておくといいだろう。例えば、自分は文法を学びたいので、文法に関するトピックを取り上げてほしい、また、発音の間違いは都度指摘してほしい。ゆっくり(または日常会話と同様のスピードで)話してほしい。といった感じである。 - 自己紹介は用意しておいた方がいい
初回は当たり前のように自己紹介を求められるので、何を話すかをある程度用意しておくといいだろう。そんなに複雑なことは必要なく、当たり障りのない範囲で仕事や住んでる場所や趣味などを話しておけばよい。
まとめ:自宅で簡単にレッスン可能
今回は「Preply」で英語のレッスンを試してみたが、日本で英会話学校に通うよりもコストが安いケースもあり(講師の価格設定に依存)、近くに英会話学校がなかったり、外出が難しい人にもおすすめできるレッスン形式であると感じた。興味のある人は初回レッスンが30%オフになるようなので、ぜひ試してほしい。