様々なメーカーから発売されている活動量計は、当日の歩数や消費カロリーを表示してくれることにより、運動不足になりがちな現代人に体を動かすことの重要性を通知(やるとは言っていない)してくれる素敵なガジェットとして多くの人の手首(や首まわりとか)に装着されています。
これまで「小米手环」という中華活動量計を購入し1年弱使用していましたが、今回「bong XX」という更によくわからない活動量計を入手したのでレビューします。
参考:Xiaomiのライフログリストバンド Mibandを買った。
新活動量計の要件
これまで使用してきたMibandも特に問題はなかったのですが、以下のような問題が発生していました。
- 手首がごちゃごちゃする
Mibandと時計を同時に装着するケースが多く、手首のごちゃごちゃ感が非常に気になっていました。Mibandだけ反対の手首に装着してみたのですが、キー入力時等に気になってしまい採用には至りませんでした。 - 時計が必要
Mibandに時刻表示機能はないので、どうしても時計を装着する必要があり、時計を装着すると1つ目の問題が発生してしまうという悪循環に陥ってしまいました。
というわけで今回導入する活動量計としては、下記を実現できる必要があります。
- 時計が見れる
時計機能が付いているものを買えば、時計を装着する必要がありません。 - 軽い
つけっぱなしにするので、できるだけ軽く普段の行動において邪魔にならないものが望ましいです。
で、bong
というわけで中国の著名ECサイトである京東を眺めていたところ、中国人スタッフよりbongというのがいいという話を聞きました。調べてみたところ、もっとも高いbong X2は電池が4日程度しか持たないためパス、bong 2sは時計機能がないためパス、bong XXは時計機能もあり、電池はフル充電から25日程度使え、価格も手頃(約4,300JPY)なので、bong XXを導入することにしました。
買った
漆黒のパッケージがシブいです。
蓋を開けると、「Hi」と声をかけてくれます。本体、充電器、ケーブルのみと非常にシンプルな構成となっています。
各パッケージの下に検品証と簡易マニュアルが入っていました。
充電器とケーブルはバラバラに入っています。
充電器を取り出しました。本体をベルトから取り外して充電するようです。これはMibandと同じです。
全て取り外しました。中に入っているものは少ないです。取り急ぎ充電後、アプリをインストールして実際に使用してみます。
アプリをインストールする
活動の履歴はアプリをインストールします。Android、iOS双方に対応していますが、公式から直接ダウンロードする必要があります。なお、日本で購入したSIMフリーのスマホにインストールしました。ユーザー情報登録にSMSを受信できる電話番号が必要です。
活動の履歴は時系列に沿って表示されます。グレー部分は動いていない状態、黄色はゆっくり歩いている状態、オレンジは少し早歩きしている状態を示しているようです。寝ている間は睡眠中として記録されるのもMibandと同様です。なお、充電中は「充電中」と表示されます。
長時間座り続けている場合立ち上がって少し体を動かすように振動で通知することも可能です。
下部メニューの左から2つ目はフレンド登録をしてフレンドと活動量の比較などができるようですが、ぼっちプレイヤーの私はフレンド登録をする人がいないので機能を確認できていません。
拡張機能が別途用意されており、必要な情報にアクセスすることを許可すれば閲覧できるようになるようです。
この画面は当日の活動状況からどうすればいいかアドバイスしてくれる機能であり、「あなたの消費カロリーはコーラ1瓶分です」なんて言うのを表示してくれます。
動作していない時間も表示されるようになっています。座り仕事の自分は意外と動いていないということがよくわかります。
装着感はよい
Mibandよりベルト部分が薄いため、強度に不安はあるものの装着時の違和感は少ないです。
気になる時計機能ですが、文字盤部分を顔に向けると自動で時刻が表示されますが、若干のタイムラグがあり通常の時計を見る感覚では時刻が表示されないので注意が必要です。
時計が表示されている状態で文字盤をスワイプすると、現在までの消費カロリーを表示することも可能です。
アプリの機能は今後も追加していくとのことですが、値段分の機能は現時点で網羅しており、今後の開発にも期待が持てます。
謎の中華ガジェットでしたが、現時点での使用感は良好です。しばらく使い続けていこうと思います。