デジタル一眼レフカメラは初めての1台からニコン製を使用し、これまでニコンと心中するつもりでレンズ等を揃えてきた私ですが、今回数日間だけキヤノン製エントリーモデルである「EOS Kiss X7」をお借りすることができたので、使用感等を解説します。
スペック
主なスペックは以下のとおりです。詳細スペックは公式サイトを参照ください。
有効画素数 | 1,800万画素 |
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センサーサイズ | APS-C |
ファインダー倍率 | 約0.87倍(50mmレンズ・∞・-1m-1) |
連続撮影速度 | 4.0コマ/秒 |
液晶サイズ | 3.0型ワイド(タッチパネル) |
測距点 | 9 |
常用ISO | 100~12,800 |
映像エンジン | DISIC 5 |
重量 | 407g(ブラック)/410g(ホワイト) |
外観
本体はかなり小さいです。レンズキットの標準レンズが大きく見えます。
ニコンとキヤノンではレンズの回転方向が逆になるので違和感があります。結局最後までズーム方向を間違えながら使用しました。
グリップ部分はゴムの滑り止めがつけられており、持った感じは良好です。
ちなみにこの写真は「HUAWEI P8-MAX」で撮影しています。
参考:【スマホ】HUAWEI P8maxで写真を撮りまくる。
撮る前の所感
とにかく持ってみて軽く、取り回しは非常に楽です。首にかけて歩いてもそれほど苦痛になりませんでした。付属の標準レンズを装着しても600g強ということで、女性にも扱いやすい重量になっていると思います。
本体の大きさが小さいので、手の小さい人でも無理せず撮影できます。かといって手の大きい人が窮屈に感じるかといえばそれほどでもなく、絶妙なバランスが保たれています。
液晶は明るく見やすいです。タッチパネルらしいのですが、液晶画面左の操作キーで操作し、タッチパネルはほとんど使用しませんでした。
連写時のシャッタースピードは遅い印象です。今回はスポーツ等動きの激しい物を撮影することはなかったので大きな問題にはなりませんでした。が、速いものや動きの激しい物を撮影する際には注意する必要があります。
撮ってみた
早速撮影してみました。RAWで撮影し、「RawTherapee」で明るさ等を調整しています。
撮ったあとの所感
今回は何も考えずに全てオートで撮影しました。まず感じたのは暗いところでの撮影がかなり簡単になっていました。夜間の撮影については三脚を使用せず全て手持ちで撮影していますが、気になるほどのノイズも出ておらず、ブログなどにアップする範囲であれば許容できるでしょう。
構えた感じも小型ながら窮屈にならず、自然に撮影することができました。とにかく軽いので、首から下げて歩いても苦にならないという点が大きいでしょう。
気になった点としてはファインダー倍率が0.87倍ということで、ファインダー上に存在しなかった物が写真に入り込んでおり、何回か撮り直しする必要がありました。既に上位クラスのカメラを使用しており、今回2台目としてこのカメラを購入する場合、注意しておいたほうがいいかもしれません。
まとめ:最初の1台としては優秀
全体的に撮影のし易さが際立っており、最初の1台としてはかなり優秀だと感じました。夜間や屋内等暗い所での撮影も設定など気にすることなく撮影できるので、あれこれ考えなくてもいい写真が撮れるようになっています。