なかなか日本では食べられない中国のB級グルメを紹介する「中国B級グルメ100選」。今回は中国沿岸部で食べられる「海鮮面」を紹介します。
どんなものか
浙江省の沿岸部(宁波、舟山等)でよく見られる、海鮮を具材とした麺類の一種です。
該当地域ではポピュラーな食べ物であり、街角のいたるところでお店を見かけることができます。
「海鮮面」の漢字も日本語と同様であり、日本人でも分かりやすいと思います。
上海都市部ではほとんど見かけませんでした。(港の方にいけばあるかもしれません。)
注文の仕方
店先に魚介類が並んでいるので、自分の食べたいものを店員に取ってもらいます。
日本ではほとんど食べないようなよくわからない小魚や、日本でもおなじみの海老や貝類も置いてあります。
なんと牡蠣が置いている店もありますが、さすがにリスクを感じたので注文はしていません。
海鮮類の他にも野菜やきのこ類も入れられるようになっています(野菜はサービスのお店もあります。)。また、太面か細面かを聞かれるケースがあります。
自分で選ぶのが面倒な場合、決められた組み合わせで面を作るセットメニューを提供する店もあります。よくわからないときはセットメニューを選んでおけば間違いは少ないでしょう。
注文を終えると、店内で座って待つよう促されるので、店内で待ちます。会計は店によって異なるのですが、注文時に支払う場合と、食後に支払う場合があります。注文時に値段を聞いて払っておけばいいでしょう。
店の人がスープと具材を中華鍋で調理します。場所によっては大きな鍋で海鮮を茹でてから、最後にスープと合わせるお店もあります。
テーブルには黒酢と辣酱(辛い調味料)が置いてあるので、好みで加えるといいでしょう。私は辣酱を加えて食べるのが好きです。
沿岸部ならではの味
海鮮は日本人も普段から食べているので、味については違和感を感じないと思います。海鮮のダシがよく出ており、おいしく食べられます。
海老の頭など食べられない箇所をどうするかについてですが、現地の人はテーブルに直接置いています。日本ではマナー違反ですが、こちらでは普通の行為です。大抵ティッシュがテーブルに備え付けてあるので、ティッシュの上に置いておくと店員が片付ける際助かります。
今日のまとめ
- 海鮮面を紹介するよ!
- 自分で具材を選べるよ!
- 日本人にも食べやすいと思うよ!!