中国の安くておいしいものを紹介する中国B級グルメ100選。今回は油条です。
どんなものか
小麦粉に食塩等を混ぜて練ったものを油で揚げたものです。感覚としては揚げパンですが、発酵させていないのでカテゴリ上はパンではなく、中国のパン屋さんで提供されることもありません。
もっぱら朝の屋台で提供されており、そのまま食べたり、お粥などの付け合せとして購入します。中国国内の朝食としてポピュラーなものとなっています。なお、お昼以降はほとんど見かけません。
以前紹介した「蛋饼」の中に入れることもあります。
ちなみに、「油条」の「条」は細長い棒状のものを表す中国語で、フライドポテトは「薯条」といいます。
注文の仕方
朝食の時間帯になると街角に朝食の屋台が出てきますが、油条はたいていどこにでも売っています。中国のホテルであれば、朝食に出てくる場合もあります。ホテルで提供される場合は、揚げたあと食べやすいサイズにカットされています。
注文方法はお店によって異なりますが、店員に取ってもらう場合と自分で袋に入れる場合があります。店員に頼む場合は商品をもらう際に代金を渡しましょう。自分で袋に入れる場合は、何本買うかをお店の人に伝え、代金を渡してください。
お店で揚げては売れていくので、少し待っていれば出来立てを食べることができるでしょう。
価格は概ね1元前後です。1本では少ないので複数本買って一度に食べてしまうケースが多いです。
出来立てがおすすめ。
屋台で注文するのであればぜひ出来立てを食べてください。
出来立ての油条は手で持っていられないほど熱いですが、ふかふかしておりとても美味しいです。逆にホテルで食べる場合は多少冷めたものとなりますが、こちらは歯ごたえがよくなりこれはこれで美味しいです。
肝心の味ですが、塩しか入っていないのでシンプルな塩味です。ほとんど味がないといっても間違いではないですが、味がないためほかの料理にもあわせやすいです。
今日のまとめ
- 油条を紹介するよ!
- 中国の朝食としてはポピュラーでどこにでもあるよ!
- 出来立てがおすすめ!!