【英語】「写経」はライティングを鍛えるだけではなかった。

勉強する子供

外国語の学習方法に「写経」というものがあります。現在英語でやっているのですが、英語に限らずほかの言語でも応用できるので紹介します。

 

写経とは

学習したい言語で記載されている文章をノート等に書き写すことを、その行為が似ていることから「写経」と呼んでいます。文章を書き写すだけの簡単なトレーニングですが、自分のレベルに対して簡単に読むことができる文章ではなく、少し難しいかな、と感じるような文章を見つけて書き写します。

英語の文法書などに書いてあるサンプル文でもいいですが、可能であれば自分が書きたいジャンルや内容について記載されている文章だとなおよいでしょう。

 

 

写経で鍛えられるもの

syakyo-01写経するということは、単語を何回も書いていくということになるので、自然と単語を覚えていくことができます。また、ただ漠然と読んでいるだけではなく「書く」という自分の行為が加わるため、より覚えやすいと思われます。

また、自分が書きたいジャンルや内容に関する文章を写経することにより、そのジャンル特有の言い回しや、ネイティブの文章の書き方などを覚えることができ、自分で文章を書くことになった場合でも役立ちます。

文章をより深く理解するという点においては、書く力のトレーニングというよりは、読む力のトレーニングにもなります。文章を書き写すことにより、より深く文章を読み込むことにつながります。

写経する際に必要な道具について、普通のノートに鉛筆でもいいのですが、万年筆を使用するのをお勧めします。万年筆であれば余計な筆圧が必要ないので腕がつかれることもなく、書き味もスムーズなのでスラスラ書いていくことができます。

おススメは国産の1万円台の万年筆で、英語を書くのであれば一番細いサイズではないほうがいいと思います。安い万年筆であれば3千円弱で買えますが、書き味があまりよろしくないのでおススメしません。

最初の1本としては、以下なんかがおススメです。

 

これまで手書きを前提に説明していますが、パソコンに打ち込むのはどうかというと、少し試してみたのですが手書きの方が頭に残りやすい気がしました。自分の手を動かすという行為はそれほど変わらないはずですが、やはりペンを持ってノートに書く方がより理解も深まると思います。

 

 

写経の効果が表れるのは

メリットも多い写経ですが、すぐ効果が表れるというものではなく、効果を実感するにはそれなりの時間が必要であり、試験勉強等で写経をするのはあまりお勧めできないでしょう。

継続してやることによって力をつけていくトレーニングになるので、毎日少しずつでも続けるのがポイントになります。

 

 

まとめ

今回は「写経」を紹介しました。写経は英語に限らず、ほかの言語でも活用できるトレーニングなので、中国語なんかだと漢字を覚えるのに非常に役立つと思います。実際の写経と同様に、焦らずじっくり取り組むのがよいと思われます。

 

 

 


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