DCS World初期機体であるSu-25Tのトレーニングモード解説。今回は「Landing」です。
着陸の流れ
トレーニングモードでの着陸の流れは、以下の通りです。トレーニングモードではウェイポイントに従って飛んでいれば自動で帰還(RTN)モードに切り替わりますが、通常飛行している時ははいきなり帰還モードにすることが多いです。
全てのモードにおいて、HUD内に飛行すべき個所が円で表示されるので、自機の中心と円を合わせて飛行するようにします。
トレーニングの流れ
それでは実際の画面から着陸の流れを説明します。トレーニングモードではまずエンルートモード(ENR)にて次のウェイポイントを指定するよう説明してきますが、チルダ(‘)キーが日本語キーボードでは入力を受け付けないため、あらかじめキー設定を変更するようにしてください。私はジョイスティックに設定していますが、それほど頻度が高いものでもないので、キーボードの空いているところでいいと思います。
(下図はまだウェイポイントを指定していない状態です。右下の「次のウェイポイント」が「0(指定なし)」になっています。
次のウェイポイントを指定します。トレーニングではウェイポイント1を指定後、さらにウェイポイント2を指定するよう求められるので、そのようにしてください。
その後、ポーズが解除され、ウェイポイント2へ向けて飛行していきます、HUD内に表示されている円と自機の中心が重なるようにして飛行してください。ここだけの話ですが、[左Alt+6]の自動操縦モードに変更すると自動でウェイポイント目指して飛んでくれます。
ウェイポイント2を通過すると、自動で次の目的地をウェイポイント3へ切り替えますので、引き続き飛行します。なお、自動操縦モードに変更(略)
ウェイポイント3を通過すると、帰還(RTN)モードに切り替わります。空港へ帰るためのモードであるということ以外はエンルートモードとさほど変わらず、HUDの円を目指して飛行してください。
帰還モードのチェックポイントを通過すると、着陸(LNDG)モードに自動で切り替わります。さすがにここは自動操縦を解除して手動で操作した方がいいでしょう。
HUD内に大きい円と小さい円が表示されるので、それぞれが機体の中心と重なるように飛行してください。スロットルを閉じてスピードを落としていき、400KPHを下回ったらランディングギアを展開[G]し、必要に応じてフラップを展開[左Shift+F]します。
スピードが400KPHまでなかなか低下しない場合は、エアブレーキ[B]を起動して減速させてください。
約280KPH程度で滑走路へ侵入し、必要に応じてスロットルをアイドルにします。約250KPH程度で失速して降下しますので、直前くらいに機首を少し上げて、「後輪から着地→失速して前輪が着地」となるようにします。着陸後は、ブレーキをかけて[W]減速しますが、パラシュートを展開[P]すると急速に減速することも可能です。
ちなみに、パラシュートを展開するとこんな感じになります。
まとめ:案内はしてくれる、最後は自分で
Su-25Tの着陸は、ほかのジェット機同様HUDが案内してくれるのでそれほど困ることはないと思います。案内はしてくれるものの、最終的に事故なく着陸できればいいので、HUDに頼らず自分の感覚で着陸するのもアリです。