【DCS World】P-51D Mustang タキシング→離陸→着陸

P-51D Mustangについて、前回のエントリーでエンジン始動までは完了しました。今回はタキシングから離陸、着陸までを解説します。

タキシング

エンジン始動から暖機運転完了後、管制塔に滑走路への移動許可を求めます。スロットルを少しずつ開けていき、機体が動き出したらアイドルに戻します。

速度が遅くなって来たら、再度スロットルを開け、速度を維持します。スピードを上げ過ぎると旋回する際にひっくり返ることがあるので、ゆっくり安全運転を心がけてください。

無料機体のSu-25T等ジェット機を以前操縦したことがある場合、P-51Dの旋回は非常にもっさりしています。

P-51Dで急旋回したい場合は、曲がりたい方向の左右ブレーキ（左：左Ctrl＋W、右：左Alt＋W）を掛けながら旋回すると急旋回が可能です。

しかしやり過ぎるとスピンして帰って面倒な状況へ陥るので、いきなり豪快に曲がらないようにしてください。

滑走路へ到着したら完全に静止し、管制塔へ離陸許可を求めます。管制塔から「上がっていいよ！」と指示がでたら、スロットルを少しずつ開けていき加速します。

この際、プロペラ機の習性でプロペラが回っている方向へ曲がろうとする（P-51Dの場合左）ので、ラダーで調整しつつまっすぐ走るようにしてください。

スピードが乗ってきたら徐々にスロットルを前回まで上げていき、100MPHを超えたあたりで後輪が浮かび始めますので、ゆっくり操縦桿を引いて離陸します。

離陸直後にも、プロペラ機の習性で左へロールしようとするので、右へロールさせて真っすぐ飛ぶように調整しつつ、ランディングギアを格納して、上昇角を5～10度に維持し上昇を続けて下さい。

ある程度上昇したら、スロットルを閉じて正面パネル右上の吸気圧力ゲージが適正範囲（緑色の部分）に入るよう調節し、巡行に入ります。口で言うのは簡単ですが、真っすぐ飛ぶのは難しく、常時各種トリムで機体の向きを微調整しながら、高度と方角を一定に保つようにしてください。

ほぼ常に触ることになるので、エルロン、ラダー、エレベーターのトリムは、押しやすい場所に設定するとよいでしょう。

今回は、離陸したら左へ旋回し、空港を左に見ながら直進します。

空港が左後ろに見えるようになったら、着陸準備を開始します。管制塔へ着陸許可をもらい、左旋回しつつフラップ（Fキー）を途中まで（3回押すくらい）おろします。

速度が200MPHを下回ったら、ランディングギアを展開し、少しずつ降下していきます。最初のうちは急降下（-20度くらい）を避けて、ゆっくり降下するようにすると操作しやすいでしょう。

ランディングギア展開後フラップを全て下げて、120MPH程度で滑走路に進入します。地面すれすれを並行に飛びながら徐々に速度を落とし（というか勝手に落ちていきます）、着陸態勢を整えるため機首を上げます。するとさらにスピードが落ちていき、3つの車輪が同時に接地できれば上出来です。

ちなみにP-51Dに付属しているマニュアルからの抜粋です。これが一番わかりやすい・・・

着陸はとにかく数をこなすことが重要で、大分上手にできるようになったなということでヘリコプターに浮気していたら着地で大バウンドし事故発生という事態になってしまったので、1日1回でも離陸→着陸の流れをやっておき感覚を忘れないようにするのがいいでしょう。