ウルヴァリン 1000マイルブーツの手入れ(靴磨き)


先日雨でびしょびしょに濡らしたウルヴァリン 1000マイルブーツが乾ききったので、靴磨きを行います。革靴における靴磨きは、汚れ落としの他に、革に栄養を与え長持ちさせる目的もあります。

参考:ウルヴァリン 1000マイルブーツを濡らしたので対応する。

 

使う道具

今回は以下の道具を使用します。それぞれの役割を説明します。

  • 馬毛ブラシ:靴の汚れや、くっついた小石を払うのに使用します。
  • ぺネトレイトブラシ:靴クリームを靴へ塗るのに使用します。
  • 豚毛ブラシ:ぺネトレイトブラシで塗った靴クリームを、靴全体へなじませるために使用します。
  • 仕上げブラシ:仕上げに靴を磨くのに使用します。馬毛がいいという説もありますが、私は化学繊維のブラシを使用しています。
  • クリーナー:靴の汚れや、前回塗ったクリームを落とすのに使用します。
  • デリケートクリーム:靴に水分と栄養を与えるために使用します。あってもなくてもいいかな~と思うのですが、現在は使用しています。
  • 靴クリーム:靴クリームは靴の色に合ったものを選びます。今回の靴の場合、ミッドブラウンを使用しています。

クリーナーを塗ったりするのに使用する布は、東急ハンズで量り売りの布を買ってきて適当なサイズに切って使用しています。もちろん使い古しのTシャツを切って使っても問題ないありません。

 

さっそく磨く

磨き前

作業前の靴の状態です。つま先に擦って色が落ちている個所があり、革に艶もありません。

汚れ落とし

まずは、馬毛クリームで全体の汚れを取っていきます。靴底の縫い目の部分も汚れが溜まりやすいので、よく確認します。続いて、クリーナーで靴全体を磨き、古い靴クリームを落とします。この際、指にウエスを巻き付けるのですが、人差し指と中指にウエスを巻き付けて固定し、最後は巻き付けている部分に挟み込むのですが、写真がなくて説明が難しい。。。

各種クリームを塗っていく

続いて、デリケートクリームを靴全体に塗っていきます。ウエスにクリームを取ってから塗ってもいいのですが、デリケートクリームは水分が多くウエスが水分を吸ってしまうので、私は指につけて素手で塗っています。その後10分くらい放置してなじませるので、片方の靴が終わったらもう片方の靴に塗る感じでやるといいと思います。

デリケートクリームがなじんだら、靴クリームを塗っていきます。ぺネトレイトブラシにクリームを少量とり、靴全体へクリームを塗っていきます。この際、クリームを取り過ぎないように注意する必要があります。取り過ぎた場合はクリームの蓋に乗せて調節しています。クリームを塗り終わったら、豚毛ブラシでごしごし馴染ませていきます。靴全体へ馴染ませるようにまんべんなくクリームをなじませていきます。この時点で靴から艶が出てきます。

仕上げ

最後に仕上げ用ブラシでさらに光沢を出していきますが、ここではそれほど力を入れてゴシゴシやる必要はなく、軽く磨く感じでやってます。

 

靴磨きで靴が蘇った!!

左:磨き後 右:磨き前

というわけで磨き後と磨き前の比較画像です!!。。。。ちょっとわかりずらいかな。。
左側は擦った跡が無くなり艶も出ていますが、左側はまだ擦った跡が残っており、甲の部分のシワもあります。

その後反対側の靴も磨いて終了。片方30分くらいかかりますが、こうやって定期的に手入れしてあげることにより一生モノとなるので、これからも大事にしていこうと思います。

今日のまとめ

  • 革靴は定期的に手入れすれば一生使えるよ!
  • 靴磨きは楽しいよ!
  • 写真じゃわかりずらいけど、実物はもっと綺麗になっているよ!

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